【スポーツ観戦】 UEFAチャンピオンズリーグ ルビン・カザン対バルセロナ

チャンピオンズリーグのグループリーグ第2戦、ルビン・カザンバルセロナを観戦。バルセロナは負傷中のメッシが不在。代わりにはペドロが先発した。

【前半】
ホームで戦うルビンだが、バルサ相手では守備的なゲーム運びを止むなくされる。ボール支配は圧倒的にバルセロナ。いつものようにパスを回していくが、いつものような切れ味はない。ペナルティエリアの手前あたりで、ルビンは分厚い防御網を張り、バルサのボールをからめ取っていく。かわされる恐れがあるので、激しいプレスはかけないが、バルセロナのプレイヤーの使いたいスペースを上手く消し去っている。そのためバルサにしては珍しく、切れ味よりは圧力でボールを進めるようなゲーム運びになってしまっている。走りこむスペースがないのか、基本的にパスが足下でしか回っておらず、ゴール前の密度をかわすことができずにいた。
一方のルビンの攻撃は至ってシンプル。マイボールになったら前線へ蹴りだす。それが上手くトップに収まれば、サイドに振るなり2列目に落とすなりして、ゴールへ迫るのだ。

運動量の乏しいゲーム運びの中でも、12分にはビジャのスルーパスからペドロが抜け出し、バーに当てるループを放つなど、バルセロナは有利に試合を運んでいたが、このスローペースは。ある意味ではルビンのペースでもあった。29分、ロングパスからの攻防で抜け出したカレシンをダニ・アウベスが倒してしまい、バルサはルビンにPKを与えてしまう。これをノボアが沈め、ホームチームが1点をリードした。
前半はそのまま終了。

バルセロナは、メッシのいない右サイドが攻撃の組み立てに寄与できていない。ダニ・アウベスが孤立して単独でクロスを放り込むに終始している。バルサとしては、後半、この右サイドの組み立ての再構築が必須だろう。


【後半】
後半もボールポゼッションは順調なバルセロナだったが、やはりフリーランニングは少な目。ずるずるっとルビンペースで進むかと思っていたら、60分、プスケッツのポストから抜け出したイニエスタが倒されてPK。ビジャが右隅にこれを決めて、バルサが同点に追いつく。華やかさはなくても圧力が効いたカタチだ。この直後、バルサの監督グァルディオラはメッシを投入し、勝ちに行く采配を見せた。交代するのはペドロではなくマスチェラーノ。メッシは自由に動く感じで特にポジションは決められていない様子に映った。右サイドの再構築ではなく、ポジションの流動化させてルビンのブロックを崩そうという狙いか。

ゴール前のルビンブロックを、メッシ、イニエスタ、ビジャ、シャビがパス交換で揺るがそうとするが、バルサのチャンスは最終的にはサイドから。ダニ・アウベスやマクスウェルがクロスを放り込むが、中に高さがなく迫力はイマイチ。一方、ルビンの最大のチャンスは87分に発動したカウンター。ピッチを広く使いつつ、最後はマルティンスがあわやの場面を作った。バルセロナも終了間際に、イニエスタが狙ったシュートが惜しかったが、これもあえなく枠をとらえ切れず・・。結局1-1の引き分けで終了。インテル病院発の、対バルセロナ処方箋がきっちり効いていました。

ホームゲームとはいえ、ルビン・カザンにとって、してやったりというゲームだったろう。有効に走りこむためのスペースを消されると、当たり前だがバルサといえども辛い。シーズンを通して、メッシ、イニエスタが常に切れ味をキープしなければならない、というのはいくらなんでも厳しい注文だろう。イブラ放出で高さを失ったバルセロナ。今シーズンは苦戦しそうです・・・。

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