イチロー選手の記録の見方 10年連続200安打について





シアトルマリナーズイチロー選手が、10年連続の200安打を記録した。今シーズンはマルチヒットが少なかったからか、一時は200安打への残数より残り試合数の方が少なかったこともあったが、9月に入ってはマルチを連発し、記録を達成した。記録達成の場面は、トロント戦、5回の第3打席の初球。淡々と打席に入り、淡々と決めてしまった。
一塁塁上のイチローには、スタンドやチームメイトからのスタンディングオベーションもあったが、さすがに2004年にシーズンの安打記録を更新したときほどの盛り上がりはなく、イチロー本人も軽くヘルメットを上にかざすだけ。拍子抜けといえば拍子抜けだが、この雰囲気は、さすがアメリカ。記録の意味をよく分かっている人が多い、ということなのだろう。

シーズン記録の場合、記録の価値は明確である。イチローが更新する前は、ジョージ・シスラーの257本が最高到達点だった。つまり「257」という明確な基準があったというわけだ。そこに84年間破られなかった、という重みも加わった。今回の10年連続200安打というのは、この「200」安打という基準が人為的な設定なのである。確かになかなか出せる成績ではないが、「200」自体に本質的な意味はない。例えば、20年連続199安打や50年連続100安打などという記録があったとして、では安打記録としての価値はどちらが上、と明確に言うことができない。記録の「意味」と記録の「価値」の違い、と言えば良いのだろうか。


10年連続200安打は、確かに大記録ではあるし、イチローという選手のクオリティをよく現す指標となるものだ。しかしながら、イチローは、今シーズンもこのあとヒットを重ねるだろうし、来シーズン以降も出来るだけ多くのヒットを打とうとするだろう。つまりはまだまだ途上の記録であり、達成点として評価を受けるものではないように思う。評価を受けるのはイチローが引退したとき。1ファンとしては、その日が出来るだけ遠くにあるように祈り、期待している。



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『夢をつかむイチロー262のメッセージ』編集委員会

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