読書 「生物学者と仏教学者 七つの対論」

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福岡旅行からの帰り、京都駅の新幹線ホームで購入したのが、この「七つの対論」である。生物学者・斎藤成也と仏教学者・佐々木閑による共著で、第1部では、6つのテーマをそれぞれの立場から述べた意見を併記し、第2部で、直接対話形式の座談会の様子が収められている。
本の帯には「科学と宗教は交わるか-」との惹句が踊っているが、残念ながら中身はそこまで踏み込んではいない。第1部が同じテーマとはいえ、それぞれ相手の文章を読まずに書かれているので、対話による深まりがないように感じられた。おまけに斎藤氏と佐々木氏は、高校時代の同級生だそうで、当人同士はそれぞれの普段からの言動を知悉しているらしく、そのせいか第2部の座談会も緊張感に欠けるものとなっている。
個人的には、釈迦の唱えた「仏教」に興味があるので、その点では、佐々木氏の解説部分が参考になったし、「ミリンダ王の問い」だとか「アビダルマ」だとか、文献・資料をあたってみたいな、という気にはなった。
この本自体では、私の知識欲は満たされなかったけれど、道しるべ的な役割は果たしてくれた。それもまた、読書ってもの、かな。


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